在留資格の更新許可申請は、一般的に、外国人の在留状況、在留の必要性・相当性を総合的に考慮して許可するとされています。
在留資格の更新手続きの一般的な注意点については、入管のHPにガイドラインが掲載されていますので、こちらをご確認ください。
更新手続きにおいては、次のようなことが求められます。
・犯罪などの素行不良がないこと
・居住地の変更などの届出義務違反がないこと
・納税義務違反がないこと
・婚姻関係が維持されていること
まず、配偶者ビザ取得の際にチェックされた婚姻関係が真実のものであるか、という点について、更新時にもこの関係性が継続していることが必要です。
当然に同居を継続しているかなどもチェックされます。
実体ある婚姻関係こそが、配偶者としての在留資格該当性を基礎付けているからです。
やむを得ない合理的な理由もないのに、頻繁に出国し、ほとんど日本に在留していないなどの場合も、配偶者としての在留の必要性に疑いをもたれる原因となります。
・引き続き生計が安定していて、公的支援を受けるリスクがないこと
職を失うなどにより、収入が減少したなど、経済状態が悪化していないことが必要です。
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